明日は移動日なので今回の旅でゆっくりできるのも今日が最後。
近くの滝(Waiau Waterfalls)とカウリの森(Kauri Grove)に行ってみた。
滝は日本人ではけっして入れないような水温だが、ニュージーランド人なら入れる!

カウリはニュージーランド北島にかつて群生していた巨木で、西洋人の入植後に多くが伐採されてしまい、今は各地に保護地区が設けられている。
4年前に見た巨木は樹齢2000年だったが、今日のカウリは樹齢600年とのこと。

最後の最後は昨日に続きゴルフ。(この旅で4回目)
ニュージーランドのゴルフはとにかくのんびり。
もちろん大きな町にはきっと立派で整備されたゴルフ場もあり、料金もそれなりに高く、予約が必要だったりするのだろうが、私たちがプレーした地方(田舎)のゴルフ場はとにかくのんびりしている。
このゴルフ場も受付はあるが人はおらず、料金表に従ってお金を置いていくだけだ。

服装も気楽でTシャツでもGパンでもOK!

平日のせいかプレーしている人は数えるほどで年配者が1人でプレーしている姿が目立つ。

1人でふらっとプレーできるのが本当にうらやましい。
1人でプレーしている人はボールを2個くらい打っているし、アプローチの練習をしたりしている。
私たちもホールアウトしたあと、最終ホールのグリーンでおやつを食べながら小一時間アプローチやパットの練習をしていた、というか遊んでいた。
こういうことは日本のゴルフ場ではなかなかできないし、見つかったら怒られてしまいそうだが、こちらでは作業をしている従業員が親指を突き上げて「がんばれよ!」なんて言ってきたりする。


思うにゴルフというスポーツ、そしてゴルフ場の位置づけが日本とは全く違うのだろう。
こちらのゴルフ場は公園に近いものなのではなかろうか。
地域の人たちが楽しむためのものであり、誰でも気楽にいつでも利用できる、うん、公共財っていう感じでだ。
ニュージーランド人の5割がゴルフをするなんて聞くが、それも頷けるのである。

自宅(北杜市小淵沢町)の近くにもゴルフ場はたくさんあるし、気軽に利用できたりもするが、やはりニュージーランドのゴルフ場は一味違うんだよなぁ。